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月夜野閑話
shimeusa.exblog.jp

自然いっぱいの月夜野生活をよそ者の視点で紹介。 それから日々のいろいろなこと。                     【コメントのお返事が遅くなりがちでごめんなさい】
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川場村 もう一つの目的は・・・
道の駅『田園プラザ』を離れ、次に向かった先は・・・
川場の歴史民俗資料館です。

この周辺にもホテルや日帰り温泉施設、
体験工房や食事どころがあり、楽しめるスポットとなっています。

そして、歴史民俗資料館は
明治期に造られた木造校舎を、改装して使用しており
やはり今まで、温泉を利用することはあったけれど
拝観したことはなかったのでした。
e0009049_1304261.jpg

入場料大人200円。

そして、今回ここを訪れた目的は、民俗資料館内に併設された
『江口きち資料館』を見学するためでした。

わしは恥ずかしながら、こちらに来るまで彼女の存在を知らずにおりました。

江口きちは川場で生まれ育った、昭和初期の女流歌人です。

ほぼ同時期に、最近よく聞かれるようになった
詩人の金子みすゞさんがいらっしゃいますが
江口きちもやはり同じように、26歳(数え)で自ら命を絶っているのです。

e0009049_1351933.jpg江口きちは
大正2年11月川場に生まれます。

仕事をしない父の代わりに、母が女手一つで
兄、きち、妹の三人を育てますが
きちが沼田で働き出してすぐに
病気で亡くなってしまいます。
(写真は川場村HPより)

きちは、この時すでに各所に短歌を発表していましたが
母の家業を継ぐため川場に戻り、一家を養うこととなります。

そして、昭和13年12月の朝
知的障害を持つ兄を連れ、彼女は服毒自殺をして果てるのです。

彼女を死に導いた原因は、生活苦や叶わぬ恋などと言われていますが
金子みすゞさんにしても、きちにしても
生まれてくる時代が違っていたら、もしくは女でなかったら
もっと自由な生き方を選べただろうに。と
この時代に生まれたおかげで、自由気ままに生きている自分は
ありがたいと思うと共に、申し訳ないという気持ちでいっぱいになります。

資料館の片隅にある彼女の資料室は
その短い人生と、短い活動時期のせいか
けっして充実したものではありませんでしたが
それでも彼女の辛さが、薄暗く陰湿で凍えるような寒さの
木造校舎の雰囲気と相まって、一層強く感じられたように思えました。

短歌を始めて七年あまりで、詠んだ句は1000首になるそうです。


大いなるこの寂けさや天地(あめつち)の
         時刻(とき)あやまたず夜は明けにけり

睡(ね)たらひて夜は明けにけりうつそみに
         聴きをさめなる雀鳴き初む


死の床にあったという辞世の二句です。
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by miz-zou | 2006-12-13 22:45 | 月夜野とその界隈・観光